ソドムの林檎のタイトルの意味は、どう捉えればいいのでしょうか?
まず、ソドムというのは、旧約聖書において
罪悪のために、神の怒りにふれ、、
空から硫黄と、火の雨で滅ぼされた町のこと。
そして、ドラマ「ソドムの林檎」の正式なタイトルは
「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」です。
ロトというのは、ソドムに住んでいた人物なのですが、
古代イスラエルの族長アブラハムの甥であったため、
神が、ソドムの町に処罰を行うことを決めたときに
それを教えて、逃げるように助言したのです。
助かりたければ、決して振りかえってはいけないといわれていたのに
ソドムの妻は、つい、振かえって、火に包まれるソドムの街を見てしまいました。
そのために、ソドムと、その妻と二人の娘は塩の柱になってしまったといわれています。
そして、林檎というのは、アダムとイブの禁断の林檎が思い浮かびます。
ソドムの林檎とは、
「外見は美しいけれど手にすると煙になってしまう」
または、
「失望の種」という意味があるようです。
そして、ロトを殺した娘たちとは、
タブーを犯してしまった女のことを意味してるのではないでしょうか?
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